SKAT16鑑賞ガイド その12

今日も、SKAT16鑑賞ガイド。

 

30.マスメディアン
「心に沁みる」ものを。

オリエンのポイント④を強く意識したい。
社会背景は、言われなくても想像できるし、
サービスの中身は、普通に説明すればいい。
ややこしく描写してもしょうがない。
このサービスに込められた「思い」に、
女性クリエーターにもそれ以外の人にも、
強く共感してもらえるようなものを。
なお、前回はまだ事業開始直後で、
求人も少なめだったと記憶していますが、
求人が増えているようで、めでたし。

 

31.まめプラス推進委員会
「贈りたくなる」か。

オリエンのポイント④に従うとすれば、
「ヘルシー」は、背景にほんのり程度で。
となると、ポイント②と③しかなさそう。
「あなたを元気にする」は、ぜひ欲しい。
一瞬、そのままでもいいような気がしたけど、
広告コピーで「あなた」としてしまうと、
贈られる側じゃなくて贈る側になりそう。
あからさまな説得に走るのは避けたい。
チャーミングであることがかなり重要。
ティラミス攻撃は、いかがなものか。
意味の説明より、感情への働きかけを。

 

32.ミツトヨ
一般に広く魅力が伝わるか。

一般向けなので、専門的になりすぎず、
「記憶に残る」ことを重視したい。
細かい話は、頭に残りにくそう。
「わずかなズレがこんなことに」的な話は、
重要でも興味を持ってもらえるか怪しい。
その話を具体的に知っていなくても、
考えれば想像できることも多そうだし、
それは自分が解決すべき問題でもないし。
アプローチとしてはありだとしても、
何か興味を引く突出した要素が欲しい。
また、エピソード系は、でっちあげ禁止。
精密測定の会社に、それを提案できますか?
緻密なシミュレーションの結果ならともかく。
「思う」の使用にも注意してほしい。
誰が思っているのか不明だったりするので。
広告の受け手が言うような内容でもないし、
企業側がその内容を「思う」では無責任でしょ、とか、
消費者に向けて言うのなら「思います」でしょ、とか、
企業が遠い目をする姿を見てほしいのか、とか。
単に「精密測定は大事」と言うだけではない、
+αとか別のアプローチとかを見てみたい。

 

明日は、SKAT16鑑賞ガイド、その13。
では。