My Favorites from SKAT グランプリ篇

今日はいよいよ、グランプリ篇
半世紀以上の歴史を誇る宣伝会議賞
私が勝手に選ぶ歴代グランプリは?
あ、1本に絞れなかったので、
CM部門とコピー部門に分けてみました・・・。

 

CM部門グランプリ

『イエスタデイ(フンフン)』篇
(第45回グランプリ)
※タイトルは勝手につけてしまいました・・・。

何かを「説明」しているわけではない。
が、誰もが思わず反応してしまうのでは
最初は、「資格に落ちていない」と思っていました。
が、英検の本来の目的って、資格そのものじゃない。
「ちゃんとした英語を学ぼう」ってことですよね。
とすると、「資格を取らなきゃ」よりずっといい。
シンプルなアイデアの力に脱帽。
演出プランを考えてみるのも一興。

 

コピー部門グランプリ

部長が目にしみる。
(第47回グランプリ)

ニオイの話と分かったその瞬間、勝負あり!
理屈で考えるより先に、生理的に反応してしまう。
短くて、しかも「煙が目にしみる」という下敷きがある。
さらに、字面もどこかユーモラス。
一度見ただけで自動的に覚えてしまいます。
私の中の宣伝会議賞グランプリの基準として、
広告コピーとして効くだけでなく、驚きが欲しい
これは私には作れそうもない、みたいな。
その条件を最も満たしているのが、この作品。

 

というわけで、"My Favorites from SKAT"、いかがでしたか?
ちなみに、常連さんが集まってこの企画をやったとして、
票を集めそうなのは・・・・・
「父親の席」「路上に放置」「私にビンタ」あたりかな。
もちろん、これらの作品も文句なしの名作だと思います。
今回は、数多くの名作からほんの一部を選出するために、
私なりの「好き」を大事にしてみました
自分のコピー観が見えてきたような・・・・・。

 

さて明日は、未練たらたら、「私が選んだ数本」の予定です。