第9回文化放送ラジオCMコンテスト 結果発表

第53回宣伝会議賞と並行して取り組んでいた、
第9回文化放送ラジオCMコンテスト
先日、その結果が発表されまして・・・、

 

私、ADreamが、

なんと!

ノミネートすらされませんでした・・・。

 

宣伝会議賞以上に自信があっただけに、残念。
ショックはありますが、ただ・・・、

 

なんて楽しいイベントなんだ!

 

今回初参加で、放送を聴くのも初めてでしたが、
ラジオで聴いているだけでも臨場感たっぷりで、
青二の声優さんたちの演技は私の想像以上でした。

 

作品についての感想ですが・・・。
平均的なレベルは非常に高かったと思います。
作品のバリエーションも豊富でしたよね。
審査員の票が割れたのも分かる気がします。

ではここで、私が好きだったものをいくつか・・・

 

  • 小学館の3番
    最後のことば遊びは若干無理があるとしても、
    商品に近い場面をシンプルに描いた点に共感。
  • 太陽グループ行田自動車教習所の2番
    ちょっと長いけど、会話の完成度に大拍手。
  • 東京ガスの2番
    機長の何気ない自然なセリフが抜群にいい。
    ただ、最後は「止める」が入った方がいいかな。

 

逆に、私が好きになれない作品のタイプは・・・
商品から遠い、あまりにも突飛で無理な話から、
最後の数秒で突然商品に落とすもの。

そういうのって、実は無意識に拒否されるのでは。
小霜和也さんの『欲しい ほしい ホシイ』にある、
「ご近所モチーフ」の話が参考になるかも。
仮に最初から最後まで聴いてもらえたとしても、
結局何のCMだったのか、覚えてもらえなさそう。

上記の3作品だって現実そのものではないけれど、
日常的な現実に近いところにモチーフがあったり
その設定なりに話の筋が通っていたりします。
これって、私がジャルジャルのコントが好きな理由にも通じるかも。

 

さて、私自身の反省点ですが・・・、ちょっと複雑すぎたのかな
理解してしまえばそれ程でもなくても、見た目に・・・。
受賞作の原稿を見てみると、聴いた時の印象よりは短い。
それだけ、声優さんの演技で膨らむように作られているのでしょう。

ただ、結果の割には、そんなに悲観はしていません。
審査員の冒頭のコメントで、こんなお話がありました・・・。

谷山さん:「企業や商品に何を残せるか」
児島さん:「定型からはみ出したもの」

そういう部分では、いいチャレンジができたと思っています。
もし次回も挑戦することになれば、今回の反省を踏まえつつも、
自分なりのスタイルを貫いてみたいと思っています。

 

というわけで、来年は、こんなブログを始めるかも・・・。

『がんばれ宣伝会議賞 がんばる文化放送ラジオCMコンテスト』

 

宣伝会議賞はどうなることやら・・・。