「企画意図」には何を書くべき、でないか

以前に書いた「企画意図」を考える件
途中で頓挫して先送りになっていました。
実際に何件か「企画意図」を書くうちに、
少しずつ分かってきたような気がします。
ただし、「何を書くべきか」ではなく、
「何を書くべきでないか」ですが・・・。

 

まず、以前に書いたことの確認。
私にとって「企画意図」を書くこととは、
「その案を採用してもらうためのプレゼン」
ただし、いつ途中で打ち切られるかわからない
課題趣旨の単なる言い換えは無意味。
で、この考えに沿って書くうちに気付いた、
「書くべきでないこと」を分類すると・・・

  • 一般的過ぎて言うまでもないこと
    「商品の魅力を表現しました」とか。
  • 課題自体や作品自体に含まれる内容
    「商品の特徴を○○に喩えて訴求しました」とか。
  • 作者が自己評価しても無意味なこと
    「おもしろコピー/爆笑CMにしました」とか。

実は、私自身が書く「企画意図」にも、
そういうのが紛れ込みそうになることも。
いろいろと考えてみて思ったのですが・・・、

「企画意図」が不要な作品も結構ある。

この件の続きは、またいつか書いてみたいと思います。

 

私としては、「企画意図」のあり方も含めて、
宣伝会議賞を変えていきたいと思っています。
そのためにも、グランドスラム(主要四賞独占)。