第54回宣伝会議賞 協賛企業賞 感想

今日は、先日発表された協賛企業賞の感想

 

まず、前回よりは見所が多かったと思います。
ただ、レベルの高低差がかなり大きいような。

 

「この1本」が出なかった感が強い課題がいくつか。
数を出しやすかった課題は、そうなりがちかと。

また、応募者が苦戦したであろういくつかの課題は、
審査員にとっても判断が難しかったのでしょうか。

 

コピーライター講座の受講生・卒業生は、
ちゃんと力を発揮すればもっとできるのでは?
それとも、審査員がいい作品を拾えていないのか?

なんとなくですが、応募者も審査員も、
課題を矮小化してしまっているような。
その結果「分かりやすい」ものが残る、と。

結果が出なかった私が言うのもなんですが、
考える姿勢が足りないような気もします。

 

では、よかったものを個別にいくつか。

まず、エステーは、いい意味で模範的な作品
これは、鹿毛康司さんの的確な講評の通り。

それから、VSNは、意外性があってよかった
こちらも、出題企業の選出理由が明快。

 

そんな中、断トツの1等賞は・・・

 

セメダイン!

 

この課題に対する、最高の理想的なコピー。
私の中では、歴代トップクラスの作品です。
これはもう、素晴らしすぎるので、
いつか別途ほめまくってみたいです。

 

なんでファイナリストに残っていないんだろう?
まさか、「書く」じゃなくて「描く」だから?
そうだとしたら、もったいなさすぎます。

 

明日は、ファイナリストの感想を。
では。