SKAT16鑑賞ガイド その7

今日も、SKAT16鑑賞ガイド。

 

16.テンピュール・シーリー・ジャパン
価格帯相応の存在感を。

眠りは大事だよね、では物足りないし、
「マットレスブランド」も伝わりにくいし、
他の高級マットレスでもいい。
「無重力」は、使われているので不可。
なお、「低反発」は、ほぼNGワード。
あくまでも、「体圧分散」ってことで。
また、決して安くはない商品なので、
圧倒的な期待感とメジャー感が欲しい。
とにかく試してみたくなるような。
しょーもない雰囲気のものは無効。
「息子のマットレスを変えた。
 反発しなくなった。」とか。

 

17.トッパンフォームズ
言い当てが9割。

言い当てるのがコピーではないけれど、
この課題は言い当ての比重が高そう。
個別の商品やサービスの機能よりも、
出題企業が目指していることの全体像を。
この/あの広告は、効いた/効かなかった、
的な、理由不明のでっちあげ話は論外。
「科学」のイメージを毀損しかねません。

 

18.トヨタマーケティングジャパン
送りバント」禁止。

「試作の場」でもある宣伝会議賞に、
天下のトヨタの4番打者的商品。
ちまちました作品にはブーイングを。
機能そのものは、普通に言えばいい。
この商品の存在意義に焦点を当てたい。

 

明日は、SKAT16鑑賞ガイド、その8。
では。