第10回文化放送ラジオCMコンテスト 聴戦ガイド その1

昨日予告した通り、今日からいよいよ始めます。
第10回文化放送ラジオCMコンテスト、聴戦ガイド。
手探りで進めていきますので、温かく見守ってください。

 

1.カネカ
  還元型コエンザイムQ10

この課題って、次の2パターンになりがち
「体力がなくて困った」というエピソード
「体力がついてよかった」というエピソード
ダメじゃないし、むしろ分かりやすいけど、
連続で出題されている課題でもあるし、
何か別のアプローチも聴いてみたい気はします。

また、「おもしろい」と「効く」は別物。
「効くアプローチ」の発見が欲しい。

「インフォメーション」にあったスポーツは、
パターンから外れられるかはともかく、
描く状況には変化をつけられそう。
実際に近い状況を描けば効きやすいかも

それから、前回の谷山雅計さんのコメントにあった、
「最後に商品名では記憶に残りにくい」にも注意。
実はこれ、私も最初からそう思っていました。
「体力あったらいいよね」は分かるんだけど、
それが意外と商品の存在感につながりにくい。

ただ、「還元型コエンザイムQ10」って、
複数回入れようとすると時間を取られる
そこが構成上は難しいところではあります。

 

2.カシオ情報機器
  経営支援システム「楽一」

具体的な機能を説明しても、全体像が見えない。
全体像をことばにしても、具体性がなさすぎる。

機能をそのまま説明しても、おもしろくない。
比喩を使ったりすると、利便性の説得力に欠ける。

その辺りのバランスをどう取るか?
これはかなりの難題だと思います。

具体と抽象、おもしろさと説得力、
いずれも一方だけでは入賞は遠そう。
エレガントな案があれば、大拍手。

それと、企業名は必要なのかな?
他の課題にも増して、少しでも秒数が欲しいので。
「楽一」だけで認知してもらえるのなら、
企業名はなくてもいいような気もする。
ただ、「ラクイチ」で分かるか、やや不安。

 

とりあえず、今日はここまで。
書いてみると、なかなか難しい・・・。
明日は、聴戦ガイド、その2。
では。