オリエン論 その1

今日から数回は、宣伝会議賞のオリエンについて
宣伝会議賞のオリエンって何なんだ?とか、
オリエンとどう向き合っていくかとか。
なお、便宜上「オリエン論」と銘打ちましたが、
「課題+オリエン」で考えていくことにします。

 

まず、そもそもオリエンの公式の位置づけは?

応募期間は9月に始まり、オリエン発表は10月。
オリエンを読まずに応募してもいいと言っているも同然。
まあ、現在はウェブ応募ですから修正できますし、
郵送の時代も10月にまとめて郵送は出来たのでしょうが・・・。
それに、「宣伝会議」を買わなきゃ応募できないわけじゃない。
とすると、あくまでも「協賛企業のアドバイス」に過ぎないのかな?

 

「オリエンを読もう」という審査員の講評もあるけれど、
はっきり言って、他の審査員に向かって言ってほしい。
過去のSKAT掲載作品を見れば、誰がどう見ても、
オリエン無視(あるいは課題無視)の作品も残っている。
そういう作品を残す審査員が相当数いる現状では、
一次審査通過数を増やすことを目標にするなら
(私はそういう考え方は嫌いだけど・・・)、
オリエンを半ば無視するのは当然の戦略じゃないかな?

 

「オリエンのオリエン」がそろそろ必要では?
・・・が、実例を基にいろいろ考えていくと、
課題によっては一般論でまとめにくいことも・・・

 

明日は、「オリエン論」のその2の予定。
ここからは、実例を挙げながら。
では。