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課題分析 41.森永乳業

第53回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第41回は・・・

 

41.森永乳業
数あるコーヒーブランドの中から、マウントレーニアが飲みたい!と思えるコピー

 

これは、私がやりにくいと感じた課題のひとつです。

現在使われているコピーは、「いま ここ しあわせ」
商品ウェブサイトでCMも見ることができます。

http://mtrainier.jp/cm/index.html

で、なぜやりにくいと感じたのかと言えば、
今あるコピーやCMでいいと思うから。
企業の課題解決を旨とする方針の私としては、
そういう課題って、何をやればいいのか考えづらい。
実際に使用することを考えての出題ではなさそう。
「いま ここ しあわせ」は、使い勝手もよさそうですし。
タグラインとしてもキャッチフレーズとしてもいけそう。

 

まあ、宣伝会議賞なので、その先を考えますが・・・。

まず、競合や差別化を考えるべきかですが・・・。
チルドカップコーヒーではトップシェアとのことなので、
積極的に差別化に走る必要はなさそうですが・・・、
他のコーヒー商品を競合と考えると、どうなんだろう?

ただ、差別化うんぬん以前の問題として思うのですが、
説明的なものは避けた方がよいのではないでしょうか。
宣伝会議賞では説明的な作品が多い気がしますが、
コーヒーにそんなコピーを付けられて、飲みたくなるのかな?
あくまでも、雰囲気を引き立てる方がよいのでは

 

で、雰囲気を引き立てる方向性ですが・・・。

ひとつはもちろん、「いま ここ しあわせ」路線
これをタグラインと考えて、それに合うキャッチフレーズを作る。

もうひとつ、「ちょっとした妄想」路線もありかも。
というのも、「28.道とん堀」の課題分析でも書きましたが、
食べ物や飲み物の課題で上位を狙うなら、「距離」が欲しい
商品に近すぎると、あってもなくても変わらないものになりがち。
実際、例えば缶コーヒーのCMって、商品から遠いものも多いですし。
そういう「いい感じ」もあるかもしれないと思います。

 

あとは、どうしても説明路線で行きたいのであれば、
商品ウェブサイトのマウントレーニアのこだわり」かな。
でもこの場合は、あくまでもボディーありきですよね。
キャッチは「見出し」みたいなものでもよさそうな気が。
ただ、ウェブサイトではそれでいいと思うのですが、
マス広告の「キャッチフレーズ」としてはどうかな・・・?

 

この課題は、実際に使用できそうなものを考えると、
「いま ここ しあわせ」を超えるものは出そうにない。
「試作の場」として思い切った挑戦をするべき。
・・・と、今になって後悔している私でした・・・。

 

明日は、42.ゆうちょ銀行。
付かず離れず、で。