課題分析 36.VSN

第53回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第36回は・・・

 

36.VSN
「技術者派遣業」の社会的地位を向上させるアイデア

 

これはもう、オリエンのポイント3に尽きるでしょう。
というわけで、あまり書くことはありません。

 

まずは、作品の雰囲気がポジティブであること。
派遣以外の働き方を否定するようなものはダメ。
いきなり「東大に行かなかった理由」を語るようなもので、
むしろコンプレックスの表れと解釈される可能性も。
また、VSNの派遣は正社員型派遣だそうですが、
そこを中心にするのも同じような理由でダメそう。
正社員の方がメリットがあるのかもしれませんが、
「正社員であること」ばかりに執着しているみたいで。
また、「派遣は決して悪くない」でもまだ弱い。
あくまでもこの仕事への誇りが感じられるものを。

 

内容の面では、技術者派遣業界の役割を伝えるもの。
日本の産業界をどう支えているのか、なぜ必要なのか。
その辺りに一歩踏み込んだものが求められるでしょう。

 

「革新的な取り組みに挑戦し続けている」を中心にするのは?
ポイント2にある「バリュー・チェーン・イノベーター」とか。
ただ、あまりにも特殊な仕事の話みたいに思えて、
『「技術者派遣業」の社会的地位を向上させる』になりづらいかも。

 

明日は、37.FIXER。
前回の課題との違いについて。