課題分析 31.日本レジストリサービス
第53回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第31回は・・・
31.日本レジストリサービス
日本のドメイン名「.jp」を使いたくなるような広告
突然ですが・・・
この課題分析は信頼できる.jp。
・・・別に信頼度は上がりませんよね・・・。
SKAT掲載のCM作品にはそういうのが多いですけど・・・。
さて、この課題、電車のビジョンCMをよく見かけました。
島耕作が出てくるやつで、2バージョンあったような。
「上場企業の多くが使ってる」と「中小企業でも使える」だったかな。
出題企業もなんとか「.jp」のシェアを高めようとしているようですが・・・。
この課題で難しいのは、ほぼ「飽和している」気がすること。
別に「.jp」のシェアが低いわけじゃない。
これは間違いでした。詳しくは下記の記事をご覧ください。
課題分析 35.日本レジストリサービス - 宣伝会議賞の哲学
(2017/12/11追記)
残る少数派にまで「.jp」にするよう働きかけようってこと?
それともまだ中小企業や個人には結構多いのかな?
今やっている広告は、なぜ効いていないんだろう?
その辺りについて何らかの洞察がなければ、
新しいアプローチは生まれなさそうです。
また、キャッチフレーズの表現をどうこうというより、
ボディーに何を書くかを中心に考えた方がよさそう。
例えば、このサイトにある話を読んでもらうためのキャッチとか。
http://jbpress.ismedia.jp/ts/00054/service/index2.html
CM案の場合も、ただ都合のいいストーリーじゃダメそう。
面白さだけじゃなく、あえて「.jp」にするだけの説得力が欲しい。
ちなみに、今回の課題とは目的が違うようですが、
出題企業のこのCMは共感できます・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=gIzej29JCLE
「.jp」にするべき理由やしたくなる理由は何か。
ただ漠然と「信頼性」では、表現をいくら変えても・・・。
といっても、まったく新しい発見はありそうにもない。
「信頼性」にどこまで具体的なイメージを与えられるか。
ただ、飽和状態を打破するようなものはイメージがわきません・・・。
明日は、32.野村ホールディングス。
これはオリエンが思わぬ方向性でした・・・。