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課題分析 17.サントリー

第53回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第17回は・・・

 

17.サントリー
集中リゲインを飲みたくなるようなアイデア

 

私が宣伝会議賞に取り組むうえでの基本方針は、
「企業の課題解決を旨とする」ということなのですが・・・、
サントリーの場合、すでにある広告の完成度が高すぎる!

今回の課題も、実際の広告をアレンジしたもの。
課題発表号に、関連記事が載っていましたね。
「集中なんて、つくれる。」も、「あるある」も、
「これ以上何をお望みですか?」の世界。

協賛各社の応募作に対する期待は決して低くはないと思いますが、
サントリーの場合は100%社会貢献としての協賛のような・・・。

というわけで、何をもって課題解決と言えるのか、全く不明

 

あえて考えるとすれば、「あるある」か否か。
私は、基本的には「あるある」否定派です。
受け手の態度を質的に変えるものではない、という理由で。
ただ、認知度や好感度の向上には役に立つかも、という立場。
この商品の場合、「あるある」も必ずしもダメとは言えない。

 

まず、「あるある」以外の方向性を考えてみると・・・
集中力の必要性や有効性は、誰でも知ってますよね。
わざわざしょーもないコピーを作る必要はない。
ただ、多くの人は、集中力をコントロールできていないのでは。
そこで、「これを飲めば集中できる」と思ってもらいたい
ここに取り組むのが本筋だとは思うのですが・・・

「集中なんて、つくれる。」で、あまりにも見事に解決済み。
「飲んだらすごいことになった」というフィクションより、
この端的なコピーの方がはるかに説得力がある。

 

それなら、「あるある」で関心を持ってもらっては?
「発見」よりも、共感と面白さによるサービス精神で。
とはいえ、ひとつの「あるある」だけでは、
「あー、おもしろかった」で終わってしまいそう。
接触の度合を高めなければ、商品の認知に結び付きづらい。
その辺りが、背景にたくさん並べられている、
「あるある」の立ち位置に反映されているような。

 

というわけで、出口がほとんど見えないのですが・・・、
協賛企業賞には、「あるある」ではないものが選ばれると予想。
実際の広告の「キャッチフレーズ」としてどうか、という観点で。

 

明日は、18.三和ホールディングス
これが一番分析しづらい・・・。