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課題分析 11.牛乳石鹸共進社

第53回宣伝会議賞課題分析シリーズ、第11回は・・・

 

11.牛乳石鹸共進社
「カウブランド赤箱」の商品広告

 

この商品、今回で5年連続の出題
過去のSKAT掲載作品をざっと見てみると・・・
なんとなく思っていたほどには悪くないかも。
他の課題よりは平均点は高いのではないでしょうか。
が、それでも印象が良くなかった理由は・・・
「間違ってないけど、なくてもいい。」

実はこの課題、前回初挑戦した時に、
当初一番やりにくいと感じました。
だって、「やさしい石鹸」だってこと、
受け手にとってほぼ「織り込み済み」でしょ
その結果、「なくてもいい」が多くなりがち。

 

それでも突破口があるとすれば、
前回の課題やオリエンにあった商品価値の定義、
「キレイな素の自分に戻ってリラックス」でしょうか。
前回の通過作品にはこれを反映したものも多数。
これを足場にして表現で飛躍すれば、と思いきや・・・

「赤箱の価値の本質を端的に」というオリエンが。
極論、商品タグラインにもなるくらいの、ってこと?
事前に飛躍案を用意していた私は、泣く泣く路線変更・・・。

 

ちなみに、現在使われているコピーは、「さ、洗い流そ。」
すっと心に入ってくる、いいコピーだと思います。
ただ、これの劣化版を出しても意味がない。
オリエンに沿いつつ、これとは別の方向性で。

 

念のため言うと、ボディーソープを攻撃するようなのはダメ
ボディーソープはダメだから、では消極的過ぎる。
そもそも、牛乳石鹸だってボディーソープも売ってますし。
あくまでも、「赤箱」の良さをポジティブに。

 

なお、今回はCM案も出せますが、
あまり期待はしていません・・・
テレビCMなら、演技によるシズル感の方が効きそう。
ラジオCMは、話を無駄にくっつけたようなものになりがち。
面白くすればいい商品でもないですし。

 

この商品の出題は、今回で最後の予感もしますね・・・。

 

明日は、12.霧島酒造
前回の課題と同じなのか違うのか?