おすすめ本その1:『表現の技術』(高崎卓馬著)
今日から数回は、コピー関連のおすすめ本の紹介。
ただし、宣伝会議から出版されている本以外で・・・。
別に、チャレンジブログに選ばれなかったことを、
いまだに根に持っているわけではありませんよ。
グランプリを獲ったら、贈賞式でちゃんと言いますから。
「あのときチャレンジブログに選ば・・・うっ・・(涙)・・・(後略)」
今日紹介する本は・・・
『表現の技術』(高崎卓馬著、電通)
前回最終審査員を務められた高崎卓馬さんによる、
主にCM企画において重要なことが書かれた本。
実例も挙げながらテーマごとにまとめられています。
私が最も重要だと思ったテーマは、これ。
「アイデアは目的が連れてくる」
「ミッションの発見」の重要性が説かれています。
ここからは私なりの解釈も入るのですが・・・、
もちろん「売れる」という目的はあるけれども、
その結果を得るために達成すべき「変容」、
「誰がどう変わるか」を明確に、ということかな。
SKATに載っている宣伝会議賞の作品の中にも、
「誰がどう変わるか」の狙いが不明なもの、ありますよね。
商品とターゲットの関係性への影響が不明なダジャレとか。
マイナーすぎて「それで?」と聞きたくなる「気付き」とか。
協賛企業の課題解決を旨とするのが私の方針ですので、
明確なミッションを企画意図に書けるものを目指してみます。