My Favorites from SKAT 『私が選んだ数本』篇

さて今日は、泣く泣く選外にした作品をいくつか
今回は、受賞を逃した作品も選考対象にしてみました。
が、選考作業を進めるうちに・・・・・

いかん、まずい。
まだ、多い。

というわけで、「私が選んだ7本」まで絞りました

※CM案のタイトルは私が勝手につけたものです・・・。 

 

この国は、いつも説明不足だ。
金融自由化で資産運用は個人の時代って、どういうことなんだ!?
詳しくは 日興オープンカレッジ
(第39回銅賞)

記念すべきSKAT第1巻から。
まだ郵送応募の時代、レイアウトによる工夫も。
細かい差別化よりも、圧倒的に大きな共感。


6回の裏、外野席より
「さっさとお風呂入っちゃいなさい。」
のヤジが入りました。
(第45回準グランプリ)

遊んでる本人たちは真剣なんだろうけれど、
その場面を包んでいるのは、「ゆるきよき日常」(?)。


『線香の煙』篇
(第46回CMゴールド)

線香の煙に、亡き人との関係性を見る。
そのまなざしに一票。


ストレスがたまらないように
注意してくださいって言われても、
どうすればいいのかわかりません。
(第47回シルバー)

コピーは短いのがいいとされることが多い。
が、この場合は、長さもとまどいと見事にマッチ。


『ミルク部長』篇
(第48回最終ノミネート)

みんな大好き「とうにゅう」の作者の初期の作品。
なんとなくですが、この人の作品を見るたびに、
「きんぴらライスバーガー」が頭に浮かびます。


成分表示の短さが、
やさしさの証です。
(第50回最終ノミネート)

「個人の感想です」のフィクション版みたいな、
無理に特長を誇示するような作品も多い中、
端的な事実に立脚した点が光る。


なにもしないほうが、
ナルシストだと思う。
(第51回ファイナリスト)

ナルシストの私には、激しく刺さる。
が、結局、なにもしない。
はい、私、正真正銘のナルシストです。

 

今回改めてSKATのページをめくってみると、
実は見ていなかった作品もかなりありました
絵コンテは見づらいので敬遠しがちですし、
ラジオCMも長さゆえ見過ごしていることも。
コピーすら意外に読み飛ばしていたりして。
SKATは全部持ってはいるのですが、
宣伝会議賞と出会ってまだ一年たっていませんので・・・。
私自身、宣伝会議賞の歴史を感じました。