My Favorites from SKAT 主要三賞篇
昨日の協賛企業賞篇に続いて、今日は主要三賞篇。
主要四賞篇のつもりだったのですが、グランプリは明日。
眞木準賞、CMゴールド、コピーゴールドを選ぶのですが、
当該賞の受賞作に限らず、広く上位入賞作の中から選びました。
私が宣伝会議賞を好きになるきっかけにもなった作品群です。
眞木準賞
君とさつまでも。
(第42回審査員奨励賞、田苑酒造)
理屈抜きにすっと入ってきて、温かい気持ちにさせてくれる。
今日も二人でお酒を飲んでいる幸せな光景が目に浮かびます。
CMゴールド
「オチ(落ち)ない彼女」編
「モテ(持て)る彼女」編
(第50回CMゴールド、長谷川工業)
選評にもある通り、「余分なものがない」。
これほどシンプルな構造で商品特長を訴求したことに感動。
そして二編のストーリー、さらにはタイトルまでが、
あまりにも見事なパラレル関係になっている。
制作されたCMでは、最後の部分がちょっと違うような。
もっと無表情な感じかと思っていました。
私の解釈がずれていたのか、それとも・・・
「ささっと」「スタスタ」の演技が難しすぎたのかな。
あくまでも映像を制作するためのコンテですが、
本末転倒を認めつつ、この「字コンテ」に、ラブ&リスペクト。
※「19歳のクリエイティブディレクター」で検索を。
コピーゴールド
プリンはひとを、可愛くする。
(第49回グランプリ、森永乳業)
過去のグランプリ受賞作の中では地味な方かもしれない。
実際、どうほめていいかよく分からない。が、捨てがたい。
受賞者の方も「本質で勝負した」とおっしゃっている通り、
奇をてらうわけでも派手にするわけでもなく、
ただただ端的に本質を突いたのがよかったのでしょう。
これはもう、審査員の講評や選評を読んでください。
さあ、明日はいよいよグランプリ篇。
「勝手に歴代グランプリ」の頂点は?