My Favorites from SKAT 協賛企業賞篇

今日からは数回に分けて、過去のSKATから、
私のお気に入り作品を紹介していきます。

なお、作者のお名前は、ここでは出さないことにしました。
SKATに掲載されているので出してもいいのでしょうが、
日陰者(?)のブログということで、自粛。
ですが、作者の皆様に敬意を表します

さて、初参加の前回は一次審査で全滅した私ですが、
SKATの掲載作品を、かなり批判的に見ています。
そんな私でも、大好きな作品がたくさんあるのです。

今日は、過去の協賛企業賞受賞作品の中から3本
なお、「トホホ5分」や「エコエコ」は外してみました。
すでに多くの人がほめまくっていると思いますので。

 

1泊2日3カ国。
(第49回、横浜市

スタイルとしては私のど真ん中なのに、
私にはまったく書けそうにない作品。
「人と違うことを言えばいいんでしょ」的な、
雰囲気無視のものも多いSKAT掲載作品の中で、
この作品は横浜のおしゃれな感じを引き立てています
実際に使用されて、字面の良さがより際立ちました。

https://www.facebook.com/sendenkaigiaward/photos/a.151627331591467.40223.128415997245934/440539542700243/

 

古き良きものにこそ価値がある。
日本は大人の国になりました。
(第50回、優良ストック住宅推進協議会)

審査員の審査では一次通過止まりのこの作品。
上位入賞はともかく、もう少し評価されてもよいのでは。
この課題で二次や三次を通過した作品には、
ことば遊びやトリビアルな「気づき」に走ったものも。
この作品の大きな「品」に、私は一票。
この作品も、実際に使用されたようです。

https://www.facebook.com/sendenkaigiaward/photos/a.151627331591467.40223.128415997245934/440539542700243/

 

畳は、もう一度リビングになれる。
(第52回、大建工業

前回の協賛企業賞受賞作の中の白眉。
これは他にもほめているブログを見かけました。
「もう一度」・「リビング」・「なれる」という、
シンプルなことばの組み合わせによる、
「古いもの」から「新しい価値」への転換が見事

 

そういえば、前回の一倉宏さんの講評に、
「協賛企業賞も、近年レベルが高い」とあります。
過去の受賞作を一通り見たのですが、私も同感。
が、一次通過作品の質は、逆に劣化してきているような
宣伝会議賞の応募作品数は年々増加してきていますが、
質の向上にはつながっていないと思います。