第10回文化放送ラジオCMコンテスト 感想

今日は、第10回文化放送ラジオCMコンテストの、
ノミネート作品や審査結果についての感想を。
私の反省は、長くなりそうなので、明日に。

 

最終審査の結果には、ものすごく納得。

実は意外にも、ノミネートされた人も、
リスナー大賞の投票に参加できるのですが、
私は、メガネの愛眼の3番と迷った結果、
日廣薬品の1番に票を入れました

愛眼も、演技も含めて見事な完成度でしたが、
オリジナリティー溢れるアプローチで、
商品の差別化に成功した日廣薬品に軍配。

ただ、その他の受賞作もすばらしく
声優さんの演技力も活かされていて、
私には作れないものばかりでした。
選ばれるべくして選ばれた感じ。

 

一次審査の結果には、やや疑問も残りました。
児島さんの最後の講評に、心から共感。
谷山さんの審査員賞のコメントにも。
この辺りを一次審査にも反映させれば、
ノミネートの結果も違っていたのでは。
ただ、受賞作はそれでも残ったわけで、
それだけ優れていたのだと思います。

 

個別の課題についてもいくつか。

まず、期待していた小学館は低調
「太っている」を大袈裟に描写するもの、
という思い込みも原因かもしれません。
他のいくつかの課題も、似たような印象。

赤帽で「開業」がなかったのも疑問。

また、シー・アイ・シーですが、
今回もゴキブリばかりでしたね・・・。

また、連続で出題されている課題では、
前回の審査員評は活かされているのかな?
カネカの谷山さんのコメントとか、
カチタスの児島さんのコメントとか。

 

「声優さんの演技を楽しむ」ことも、
このコンテストの魅力のひとつですが、
ちょっとパターン化しすぎている気も

ただ、課題ごとの出来不出来はあったけど、
私の期待を超えるものも何本もありました

 

というわけで、受賞者のみなさま・・・

 

おめでとうございます!

 

明日は、文化のラジオの、私の反省。
では。

第10回文化放送ラジオCMコンテスト 最終審査会

今日は、私もノミネートされて行ってきた、
第10回文化放送ラジオCMコンテストの、
最終審査会の模様をちょっとだけ紹介。

 

受賞していれば、ノミネート通知のこととか、
もっと詳細に書いていたはずですが・・・。

 

12月16日(金)、浜松町の文化放送へ。
開演30分前の開場の予定だったのですが、
開場予定時間にはもう並んでいる人の列が・・・。
一般の観覧者は50組100名のはずですが、
その半分ぐらいは並んでたんじゃないかな。

ノミネートされた人の受付は別になっており、
ちょっぴり優越感を感じながら先に会場入り。

エレベーターに案内され、会場の階で降りると、
スーツ姿のスタッフが、かなりの人数でお出迎え
ラジオ局なので、ラフかと勝手に思ってた・・・。

 

ちなみに、意外にもご年配の観覧者が多かったです。
「このイベントに参加するのが初めての方は?」、
みたいなことを、開演前の前説で聞いていましたが、
半分ぐらいしか手が挙がらなかったところを見ると、
常連の観覧者(?)もかなりいるのではないかと。
平日の午後なので、行ける人も限られてくるのかな。

 

ステージは、いたってシンプルな作り。
上手側に審査員、下手側に音響の機材とスタッフ、
中央の後方に青二の声優さんたちが控えていて、
出番になると前に出てきて演じるという仕組み。
客席も含めて、すべてが近い距離にあります。

開場直後はほとんどの席が空いていたのに、
私はなぜか遠慮して、ちょっと待ってしまい・・・。
結果的には真ん中あたりの席に座れましたが、
次に行けたら、最前列のど真ん中に・・・。

 

上白石萌音さん、お若いのにお美しい。
その振る舞いからは、気品すら感じられました。

また、放送ではかなりカットされていたけど、
中島審査員長が、『君の名は』ネタを連発
キーワードをほぼ網羅してくれました。

 

印象に残った声優さんは・・・

まず、渋いながらもキレがある、龍田直樹さん
そして、力(リキ)の入った、中井和哉さん
あと、津田美波さんがかわいい・・・。

 

というわけで、まとめてみると・・・。

スタッフも声優さんも審査員も観覧者も含め、
みなさんのコンテストへの愛情が感じられ、
私自身の結果は残念でしたが・・・

 

ぜひ、また参加してみたくなるイベントでした。

 

明日は、文化のラジオの反省など。
では。

第10回文化放送ラジオCMコンテスト 結果発表

私も参加した、第10回文化放送ラジオCMコンテスト
最終審査の模様が、本日の特別番組で放送され・・・

 

私、ADreamが、

 

なんと!

 

1本だけノミネートされ・・・、

 

見事に!

 

ポシャりました・・・。

 

そりゃもう、ありとあらゆる観点からポシャり
これ以上ポシャリの切り口(?)が見つからず

というわけで、どれが私の作品かは書きません。
暇を持て余している人だけ、考えてみてください。
「ADream 君の名は」で検索しても無駄です。

 

ひとつだけヒントを出しておくと、
演出意図が十分に伝わっていないかも・・・。

 

中途半端にノミネートされたことで、
このブログのあの定番ギャグは封印され、
さんまさんに電話するわけにもいかず、
私はいったいどうすればいいのか・・・。

 

SE (ザワザワ)
読者1:ブラホサンタさんはいないの?
読者2:ブラホも見ずに年を越せるかっ!

 

やればいいんでしょ、やれば・・・。

 

ラブホの手前でチューとブラに、
いや、
ブラホの手前で宙ぶらに、
浮かれていただけでした。

 

このギャグも 宙ぶらりなり おらが冬・・・

 

明日は、収録当日の様子を。
では。

コピーの原点

しばらくシリーズものが続いたこのブログ、
それが一段落してみるとネタに困り・・・。

 

今日は、TCCTwitterで見たこの記事を。

 

TCCこども広告教室2016 
https://twitter.com/tcc_jp/status/799175202714185728

 

小学生が作ったコピーが見られます。
宣伝会議賞の作品とは全然違いますが、
何だかここには、本当は大事だけど、
宣伝会議賞ではついつい忘れがちになる、
「コピーの原点」みたいなものを感じます。
「一緒にハッピーになろうよ」という思い、かな。

 

明日は、文化のラジオの結果発表。
では。

続・リベンジブログ事件簿

今日は、このブログの近況について。

 

まず、もう気付いてからしばらく経ちますが、
「読者になる」ボタンを押してくれた人が・・・

2倍増!

確実に読者がいると分かるのは嬉しいものです。

 

それ以外の読者も含めると、どれくらいかな?
実は、宣伝会議賞の応募締め切り後は、
毎日コンスタントに50アクセスを超え、
100アクセス超えも珍しくありませんでした

ただ、文化のラジオの記事の方がよく読まれてそう
最終審査の収録が先日行われたはずですが、
その日以降、50アクセスを超えていないので。

「SKAT16鑑賞ガイド」を全部読んでくれた人は、
10人はいそうだけど20人はいそうにもないくらい

 

それから、またしても変な検索ワードが・・・。

 

「ブラホからのラブホ 宣伝会議賞

 

いや、あの、別にそういうのは求めてませんから。
ネタとしてはディレクションはまちがってないけど・・・。

 

さらに、どうせ同じ人だとは思いますが・・・。

 

宣伝会議賞 リベンジブログ ブラホ先生」

 

最初、何のことか意味が分からなかったけど、
どうやら元ネタはしくじり先生ですね。

 

やりすぎだろっ!

 

次は時節柄(?)、こんな感じでしょうか・・・。

 

「文化のラジオ ブラホ さんまさんに電話」

 

普通に読んでくれればいいんですよ。普通に・・・。

 

明日は、未定。
では。

SKAT16鑑賞ガイド クールダウン

なんと2週間に渡る連載になった、
「SKAT16鑑賞ガイド」
お楽しみいただけましたでしょうか?

 

自分でもあらためて全部読んでみて、
重視したポイントをまとめてみると・・・。

 

  • 課題の意図に沿っているか。
    関係していればいいってわけじゃない。
    進むべき方向に進もうとしているか。
    内容だけでなく、雰囲気も含めて。
    特に、メジャー感を損なわないように。
  • キャッチフレーズの位置に置けるか。
    ボディーで普通に言えばいいこともある。
    課題によっては、内容以外の面も重要。
    チャームとか、覚えやすさとか・・・。
  • 嘘くさい作り話になっていないか。
    嘘くささも、受け手にとっては、
    「メッセージ」の一部なので・・・。
  • 人が動くか。
    「言う」だけで満足していないか。
    特に、「織り込まれている」ことを、
    わざわざ複雑に描写していないか。
    結果として何が達成されるのか。

こんなところでしょうか・・・。

 

前回の「課題分析シリーズ」と同様、
こうしてブログの記事として書くことで、
私自身の頭の中がより整理された感じです。

 

「審査員は審査されている」と言われるけど、
本気で審査員を審査している人はいるのかな?

宣伝会議賞やSKAT(特に最近の)は、
無批判に受け入れていいものではないはず。
たとえ、何の実績もないアマチュアでも。

一次審査さえ通過したことがない私ですが、
自分の頭で考えた結論として、確信しています。

 

今の一次審査の基準は、明らかにズレている。

 

それは、実務と公募賞の違いとかではなくて。

 

「謙虚になれ」という批判があるとすれば、この名言を・・・。

 

謙虚さとは、突き抜けた批判精神である。

 

はい、私の名言です・・・が、
きっと古今東西の偉人の誰かが、
同じ意味のことを言っているはず。

 

この「SKAT16鑑賞ガイド」が、
優れたコピーやCM案とは何かを、
自分の頭で考える仲間を増やす
ほんの小さなきっかけにでもなれば。

 

明日は、このブログの近況について。
では。

SKAT16鑑賞ガイド その14

今日も、SKAT16鑑賞ガイド。

 

36.よしもとクリエイティブ・エージェンシー
自虐の行き過ぎに注意。

この課題の前回の一次通過作品の印象は、
事前に想像していたよりはかなり良かった。
何かしら工夫をする姿勢が感じられて。
ただ、「売れていない」という自虐的な案は、
ジャルジャルは売れていない」ということを、
わざわざ伝えるだけの結果になるのでは。
「芸人のCM」自体がそうかもしれないけど、
そこを乗り越える前向きの力がないと。
ジャルジャルはおもしろい」の単なる説明とか、
「売れたい」という単なるお願いではないものを。

 

37.主催社特別課題
人が動くか。どう動くか。

まず、小霜和也さんのブログを参考に。
http://koshimo-blog.com/?p=1577
課題は自分なりに設定するしかない。
その上で、何かを「言う」ことに満足せず、
結果として人の行動がどう変わるのか、
そこに集中して考えるべき課題。

 

明日は、SKAT16鑑賞ガイド、総括。
では。